LPC PAF CLONE ハムバッカー ピックアップ

PAFのリバイバルピックアップです。 PAFの特徴的なトーン「テレ・オン・ステロイド」と「シングルコイルよりもややブライトさを抑えたフルで圧縮されていないサウンド」、「ウォームな低域、クリアな中域、クリスピーな高域のバランスが良い」と考えています。 加えて、このピックアップは、より高いゲインでのトーンの明瞭さとタッチ・センシティビティを持ち、ロックやブルースのミュージシャンの間で人気を集めたと考えています。 製造上のばらつきにより、個々のピックアップは出力レベルとトーンの点でユニークです。 このばらつきの要因は以下の通りであると思います。 ギブソンは、ヴィンテージP.A.F.ピックアップを巻くために4つの異なるマシンを使用していました。 4台のうち2台はオートストップ機構がなく、P.A.F.ピックアップ・アセンブリを構成するボビンの回転数にばらつきがありました。 その結果、ターン数のばらつきが出力と音色のばらつきにつながった。 同じ理由で、各ピックアップ・ユニット内の2つのコイルのターン数も微妙に異なるのが普通で、これが組み立てられたピックアップのトレブル倍音に影響します。 ギブソンは、PAFにP-90と同じアルニコ・マグネットを使用しています。 アルニコにはトーン特性の異なるいくつかのグレードがあります。 オリジナルのP.A.F.ピックアップでは、アルニコ2、3、5のグレードが使用していました。 また、オリジナルのP.A.F.マグネットは、グループごとに着磁されていた。 このプロセスでは、飽和するまで完全に充電されていないマグネットが得られます。 そのため、ヴィンテージのP.A.F.マグネットやP-90マグネットは、時間の経過とともに磁力が失われ、ピックアップのトーンに影響を与えます。 そのピックアップをリバイバルしたピックアップです。 オシロスコープでの周波数チェック、振動テストをし、少しコイルを緩めポッティング。 どうぞ、拘り抜いたピックアップをお楽しみください。